訪問看護師の仕事その3

 

訪問看護師という職業は、看護師のなかでも特殊な職場ともいえますので、医療の技術のほかにも重要なことがあります。人間関係です。

 

患者さんの自宅にいくことが多い職場ですから、そこにはその患者さんの家族もいらっしゃいます。ご家族とのコミュニケーションも大切で、患者さんのことだけを考えていては困ったことになる場合もあります。訪問看護師は、病院やクリニックなどから派遣をされて出張して行きますから、患者さんに良かれと思って行ったことでもそれを見ていた家族の方の意に添わず、あの看護師さんは粗いとか、あの看護師さんは痛いことを平気でするから違う人に代えてくださいとか看護師に直接言わずに派遣元の病院やクリニックに連絡をよこしたりします。

 

一生懸命仕事している人にとっては悲しい事実です。それともうひとつはヘルパーさんとの人間関係です。ヘルパーさんと一緒に入浴や、食事の世話、人によっては排泄の世話までします。なんとなくヘルパーさんより上のように行動されているように見えたりもしますし、そうではなくても誤解をされるような行動は禁物です。しかし、専門的立場からヘルパーさんへ指導をしなくてはなりませんし、やはりここでもコミュニケーションが大切になってきます。

 

厚生労働省では、近々、認知症の患者さんが認知症が悪くなる前の段階で看護士の自宅訪問の支援策を考えるといった内容の対策案をまとめる見通しということですから、これからますます、訪問看護師の需要が増えていくことだと思います。

 

 

訪問看護師の仕事その3関連ページ

訪問看護師の仕事その1
訪問看護師の仕事内容と問題点についての説明です。
訪問看護師の仕事その2
訪問看護師の仕事内容と将来のあり方についての説明です。
訪問看護師の仕事その4
訪問看護師を職業として選択する場合の見極めかたの説明です